三井住友コーポレートカードのメリットは？ポイント還元率や年会費も！

 

皆さん、三井住友コーポレートカードをご存知だろうか？

こちらのカード、個人事業主や経営者の方からなかなか人気のようだ。

もともと関心があり、これからつくろうと思っていても・・・

 

「年会費や発行手数料って高いんじゃないの？」

「追加カードやETCカードは発行できるの？」

「ポイント還元率はどれくらい？」

「貯まったポイントの使い道って？」

 

といったような疑問をお持ちの方も多いのではないかと思う。

 

そういった疑問に答えるべく、三井住友コーポレートカードについて考察してみた。

興味のある方はご覧いただきたい。

 

なお、当記事は非常に長くなるため、一度、目次の方に目を通して頂ければ幸いだ。

 

カードの概要をいち早く知りたい場合は、目次の後方にある「まとめ」をクリックするとお分かりいただけると思う。

三井住友コーポレートカードとは？

三井住友コーポレートカードとは、三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードになる。

経理事務・経費の効率化を目的とした大企業向けのビジネスカードだ。

【業務合理化】経費精算　各種経費編【三井住友カード公式】

三井住友コーポレートカードの入会費や年会費は？

三井住友コーポレートカードの入会費や年会費は、以下のようになる。

入会費

無料

年会費

1375円(税込)

三井住友コーポレートカードの締め日や引き落とし日は？

三井住友コーポレートカードの締め日や引き落とし日は、以下のようになる。
締め日や引き落とし日は、会社一括決済方式と個別決済方式で異なるので注意してほしい。

会社一括決済方式(利用代金をまとめて会社に請求)

締め日(口座振替)

15日締め・月末締め どちらか選択

引き落とし日(口座振替)

・翌月10日払い(15日締めの場合)
・翌月26日払い(月末締めの場合)

締め日(振込)

15日締め・月末締め どちらか選択

引き落とし日(振込)

・翌月10日、15日、20日、25日、末日どれかを選択(15日締めの場合)
・翌月25日、末日、翌々月5日、10日、15日どれかを選択(月末締めの場合)

個別決済方式(利用代金をカード使用者の個人名義口座へ請求)

締め日

15日締め・月末締め どちらか選択

引き落とし日(口座振替)

・翌月10日払い(15日締めの場合)
・翌月26日払い(月末締めの場合)

三井住友コーポレートカードの国際ブランドは？

三井住友コーポレートカードの国際ブランドは、MasterCard・Visaになる。

三井住友コーポレートカードの申込基準は？

 

三井住友コーポレートカードの申込対象だが、「18歳以上の方(大企業向け)」となっている。
カード使用者は20名以上が目安となる。

三井住友コーポレートカードのポイント還元率は？

 

三井住友コーポレートカードを利用すると、Vポイントが貯まる。

200円(税込)につき1ポイントが付与されるので、ポイント還元率は0.5%になる(月の累計利用額から付与)
Vポイントの価値は1ポイントあたり0.6円～1円なので、実質の還元率は0.4%あたりだろう。

また、年間の獲得ポイントが1000ポイントを超えれば、ボーナスポイントとして100ポイントが進呈される。

有効期限は、ポイント加算月から2年間になる。

ポイントの使い道は？

 

貯まったポイントは、他社ポイントやギフトカードにも交換可能だ。
また、キャッシュバックにも対応している。

詳細は、下記をご覧あれ。

交換できるポイント	交換レート
キャッシュバック	1P→0.6円
nanacoポイント	1P→0.8P
楽天Edy	1P→0.8円
楽天ポイント	1P→1P
Tポイント	1P→0.8P
ヨドバシゴールドポイント	1P→1P
auポイントプログラム	1P→1P
ベルメゾン・ポイント	1P→1P
dポイント	1P→1P
ジョーシンポイント	1P→1P
スターバックス カード	1P→0.8円
タリーズカード	1P→0.8円
カエトクカード	1P→0.8円
ビックポイント	1P→1P
PiTaPaショップdeポイント	1P→10P
Pontaポイント	1P→0.8P
プレミアムバンダイ プレミアムポイント	1P→0.8P
カテエネポイント	1P→1P
PeXポイント	1P→10P
RealPay	1P→10リアル
Gポイント	1P→1P
Trip.com割引コード(ホテル)	1P→1P
Trip.com割引コード(航空券)	1P→1P
Suica移行(SMBC CARD Suica専用)	1P→1P
Suica移行(ANA VISA Suicaカード専用)	1P→1P
OZポイント	1P→1P
夢なびポイント	1P→1.2P
WAONポイント	1P→0.8P
WAONポイント(三井住友カードWAON)	1P→1P
JAF継続年会費	1P→1P
JAF継続年会費(JAFカード専用)	1P→1P
ソニーポイント	1P→1P
Amazonギフト券	1P→1円
Google Play ギフトコード	1P→1円
App Store & iTunes ギフトカード	1P→1円
自治体ポイント	1P→1円
Vポイントモールポイント	1P→1P

Vポイントアプリにチャージできる!!

Vポイントは、バーチャルプリペイドカード「Vポイントアプリ」の残高にチャージできる。

Vポイントアプリ残高は、店頭(iD加盟店・Visaタッチ決済加盟店)やオンラインショップにて支払いに使う事ができる。

iPhoneの場合は「iDで！」、Androidの場合は「クレジットで！」と伝え、端末にスマートフォンをかざす事で支払いが完了する。

オンラインショップ利用時に必要となるカード情報は、アプリから確認可能だ。

↓「Vポイント」アプリ

三井住友コーポレートカードのメリットは？

三井住友コーポレートカードのメリットをいくつかまとめたので、参考までにご覧頂きたい。

追加カードが発行できる!!

三井住友コーポレートカードには、追加カードを付帯させる事ができる。

パートナー会員は、本カード会員とほぼ同等のサービスを受ける事ができる。

追加カードの発行手数料は無料で、年会費は1名につき440円(税込)となる。

ETCカードが実質無料!!

 

三井住友コーポレートカードの会員は、ETCカードも付帯させる事ができる。

年会費は550円(税込)だが、初年度は無料で、年一回以上の利用で翌年度も無料になる。

発行手数料も無料だ。

利用データ還元

 

会社全体・部事業所別・カード別の3種類の請求書や利用明細がカード担当者やカード利用者に送られる。

誰がどこで何に使ったかが一目で把握できるようになり、一元管理が可能になる。

カードごとに利用枠設定可能

三井住友コーポレートカードは、各々のカードごとに利用枠の設定が可能だ。

Visaのタッチ決済が搭載!!(Visaのみ)

三井住友コーポレートカードには、Visaのタッチ決済機能が付帯している(Visaブランド限定)
サインや暗証番号は不要で、レジにあるリーダーにタッチするだけで支払いを済ます事ができる。

タッチ決済が使える店舗はまだ少ないが、Visaは世界的なブランドなので、今後加盟店は拡大していくと思われる(iDやクイックペイは国内でしか使えない)

Visaのタッチ決済は、下記のマークがある店舗で利用可能だ。

タッチ決済はセルフレジでも!!

タッチ決済は、セルフレジで利用可能な店舗もある。
イオンのセルフレジにて、タッチ決済の一部始終を撮影してきたので参考までにご覧あれ。

Visaのタッチ決済をイオンで使ってみた!!

VJデスクが使える!!

 

三井住友コーポレートカードの会員は、世界各国の主要都市に設置されている「VJデスク」を利用する事ができる。

VJデスクでは、「ホテル・レストランなどの紹介」「観光情報の案内」「各種チケット・レンタカーなどの予約」「ガイド・通訳の手配」「カードやパスポート紛失・盗難時のサポート」などのサービスを受ける事が可能だ。

※コロナウイルスの影響により電話応対のみ対応のデスクもあり

VJデスク設置都市一覧

国	都市
アメリカ	ニューヨーク
	サンフランシスコ
	ロサンゼルス
	ラスベガス
	シカゴ
	ワシントンDC
	オーランド
	ホノルル
	グアム
	サイパン
カナダ	バンクーバー
	トロント
	バンフ
ブラジル	サンパウロ
韓国	ソウル
	プサン
台湾	台北
中国	香港
	上海
	北京
タイ	バンコク
シンガポール	シンガポール
マレーシア	クアラルンプール
インドネシア	ジャカルタ
	バリ
フィリピン	マニラ
	セブ
オーストラリア	ホーチミン
オーストラリア	シドニー
	ゴールドコースト
	ケアンズ
	メルボルン
	パース
ニュージーランド	オークランド
	クライストチャーチ
イギリス	ロンドン
フランス	パリ
	ニース
イタリア	ローマ
	ミラノ
	フィレンツェ
ドイツ	フランクフルト
	ミュンヘン
	ベルリン
オランダ	アムステルダム
スペイン	バルセロナ
	マドリッド
ポルトガル	リスボン
ベルギー	ブリュッセル
スイス	ジュネーブ
	グリンデルワルト
	チューリッヒ
ギリシャ	アテネ
デンマーク	コペンハーゲン
トルコ	イスタンブール

最高2000万円の旅行保険

 

三井住友カードゴールドには、最高2000万円の旅行保険が付帯している。
詳細は、下記をご覧頂きたい。

海外旅行保険

担保項目	保険金額
傷害死亡・後遺障害	最高2000万円
傷害治療費用 （1事故の限度額）	最高50万円
疾病治療費用 （1疾病の限度額）	最高50万円
賠償責任 （1事故の限度額）	最高2000万円
携行品損害 （自己負担額3000円） （1旅行中かつ1年間の限度額）	最高15万円
救援者費用 （1年間の限度額）	最高100万円

紛失・盗難補償が付帯!!

 

カードを紛失したり盗難にあった場合、紛失・盗難受付デスクに連絡し警察署に届け出る事により、届け日より60日前までさかのぼり、不正に利用された損害額が補てんされる。

国内での紛失・盗難

国内で紛失・盗難にあった場合の連絡先は、以下のようになる。

海外での紛失・盗難

海外で紛失・盗難にあった場合の連絡先は、下記リンクを参照してほしい。

→三井住友カード紛失・盗難受付デスク(海外)のご案内

オンラインでも手続きは可能!!

カードの停止や再発行は、オンラインからでも手続き可能だ。
詳細は、下記のリンクをご覧頂きたい。

→カードの紛失・盗難

24時間365日体制の不正利用検知システム

三井住友カードは、24時間365日カード利用をモニタリングチェックする不正利用検知システムを採用している。

不正利用の可能性があると察知した場合、取引は一時的に保留となり、カード犯罪を未然に防止できるシステムだ。

三井住友カードの不正利用検知システムは他を凌駕し、業界最高水準とも言われている。

この、誰でも安心して持つ事ができる質実剛健さこそが、三井住友カードが長年指示される最大の要因といっても過言ではないだろう。

3Dセキュア(本人認証サービス)に対応!!

三井住友コーポレートカードは、3Dセキュアに対応している。

3Dセキュアとは、オンラインでの支払いの際、専用パスワードを入力して本人確認を行う「本人認証サービス」の事を指す。

仮に3Dセキュアに対応していない場合、カードを落としてしまった際、カード番号やセキュリティコード(裏面に記載されている3桁の数字)などの情報が第三者に知られ悪用される危険性がある。

しかし3Dセキュアに対応しているカードであれば、決済の際、本人にしかわからないパスワードを入力する必要があるのでなりすましを防ぐ事が可能だ。

↓本人認証パスワード入力画面

 

三井住友コーポレートカードの場合、会員サイトの「Vpass」に登録すれば、3Dセキュアにも自動的に登録される。

本人認証のパスワードは、Vpassパスワードと同様のものになる。

三井住友コーポレートカードのデメリットは？

 

三井住友コーポレートカードのデメリットについて考察したので、参考までにご覧あれ。

年会費が発生

記事前半でも述べているが、三井住友コーポレートカードは年会費1375円(税込)が発生する。

以降1会員につき年会費は440円(税込)となる。

もしあなたが、条件なしで年会費無料のカードを使いたいのなら、三井住友カードNLを推奨する。

コンビニやマクドナルドで利用すると5%のポイント還元を享受できるかなりお得なカードだ。

ただし、ショッピング補償は付帯していないので注意してほしい。

ポイント還元率が微妙

三井住友コーポレートカードのポイント還元率は、通常0.5%になる。

この還元率は決して高いとは言えないが、プロパーカードは保険などのサービスに注力しているものが多いため、還元率に関しては妥協点ともいえよう。

ちなみに、三井住友カードデビュープラスやプラチナプリファードであれば、三井住友コーポレートカードの2倍のポイント還元を享受できる。

※「プロパーカード」とはカード会社が独自発行するクレジットカードの事
※ANA VISAカードなど企業と提携して発行されるカードは「提携カード」と呼ばれる

三井住友コーポレートカードを解約するには？

 

三井住友コーポレートカードを解約したい場合は、カード裏面に記載されている電話番号まで問い合わせて頂きたい。

Vpassでの退会受付は行っていないとの事。

本カード解約とともにそれに付帯する追加カードやETCカードも解約となるので注意してほしい。

追加カードのみ・ETCカードのみ解約する場合は？

追加カードのみ・ETCカードのみ解約したい場合も、本カード解約時と同様の連絡先となる。

まとめ

いかがだっただろうか？

 

三井住友コーポレートカードについてまとめると・・・

 

	三井住友コーポレートカード クラシック(一般)カード
券面デザイン
申込み条件	18歳以上の方(大企業向け) ※カード使用者は20名以上が目安
入会金	無料
年会費	1375円(税込)
国際ブランド	Visa・MasterCard
ポイント還元率	Vポイント 0.5% ※税込200円の利用につき1ポイント
追加カード	発行手数料：無料 年会費：1名につき440円(税込)
ETCカード	発行手数料：無料 年会費：550円(税込) ※初年度年会費無料 ※年一回以上のETC利用で年会費無料
海外旅行保険	最高2000万円(利用付帯)
国内旅行保険	なし
ショッピング保険	なし
限度額(総利用枠)	カード使用者ごとに設定可
締め日	15日締め・月末締め どちらか選択
支払日	翌月10日払い(15日締めの場合) 翌月26日払い(月末締めの場合)
備考	・カードごとに利用枠設定可(入会時に相談) ・利用データ還元による一元管理可 ・決済方式により締め日や支払い日が変わる ・カード券面左下に会社名が記載される ・Visaのタッチ決済搭載(Visaブランドのみ) ・ApplePayやGooglePayには非対応

 

といった感じだ。

 

三井住友コーポレートカード、興味のある方は利用してみてはいかがだろうか？

 

それでは、最後までお読みいただいたことに深く感謝を申し上げたい。

 

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