皆さん、クレジットカードをお持ちだろうか?
クレジットカードについて調べていると、プロパーカードという言葉をちらほら目にする。
この「プロパーカード」とはどのようなものなのか。
もともと関心があり、これから使ってみようと思っても・・・
「プロパーカードを発行している国際ブランドは?」
「提携カードとの違いって?」
「利用限度額に違いはあるの?」
「メリットやデメリットは?」
「ステータス性が高く利用停止のリスクが低いって本当?」
といったような疑問をお持ちの方も多いのではないかと思う。
そういった疑問に答えるべく、プロパーカードについて考察してみた。
興味のある方はご覧いただきたい。
なお、当記事は長くなるため、一度、目次の方に目を通して頂ければ幸いだ。
目次
プロパーカードとは?
プロパーカードとは、国際ブランドが独自に発行しているクレジットカードになる。
プロパーカードを発行している国際ブランドは、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブのみになる。
近年では、セゾンやセディナなどのカード会社が直接発行するものも含めてプロパーカードと呼ぶようだ。
プロパー(proper)とは、「固有の」「特有の」の意。
プロパーカードと提携カードの違いは?
プロパーカードとよく比較されるのが「提携カード」だ。
先述したように、プロパーカードは国際ブランドやカード会社が直接発行するカードだ。
それに対し提携カードとは、クレジットカード会社が企業等と提携して発行するカードになる。
プロパーカードは、ゴールド、プラチナ、ブラックといったようにランク分けされたものが多く、カードフェイスは提携カードよりシンプルなデザインになっている。
利用限度額は提携カードよりも高い傾向にあるようだ。
プロパーカードのメリット・デメリットは?
プロパーカードのメリットやデメリットをいくつか挙げてみましたので、参考までにご覧頂きたい。
ステータス性が高い
プロパーカードは提携カードと比べ、審査に通りにくい傾向がある。
それ故に、プロパーカードのゴールドカードやプラチナカードはなかなかのステータス性があるといっても良いだろう。
年会費がかかる
提携カードは年会費無料のものが多数あるが、プロパーカードは年会費がかかるものがほとんどだ。
最上級クラスになると、年会費10万を超えるものもある。
ちなみに、幻のカードと言われているアメックスセンチュリオンの年会費は37万円だ。
↓アメックスセンチュリオン
利用停止のリスクが低い
楽天カードやyahooカードを使っている人のレビューに「急に使えなくなった」といったものをよく目にする。
これらの提携カードは、容易に発行できるのだが、それ故に途上与信で利用停止になる事も多いようだ。
※途上与信とは申し込み者に返済能力があるかを確認する事
また、提携会社の都合により使えなくなる恐れもある。
プロパーカードはカード会社が直接発行しているので、カード会社が倒産でもしない限り、使い続ける事が可能だ。
ポイント還元率が低め
提携カードはポイント還元率1%のものが数多くあるのだが、プロパーカードは0.5%以下のものが大半だ。
保険が充実
プロパーカードは旅行保険が充実していて、補償額も大きい傾向にある。
海外ではクレジットカードは身分証代わりにもなる。
また、プロパーカードは提携カードよりもセキュリティが高いと言われている。
旅行に行く際は、身分証、兼、お守りとしてプロパーカードを持っていく事をおすすめする。
まとめ
いかがだっただろうか?
プロパーカードについてまとめると・・・
・プロパーカードとは国際ブランドやカード会社が直接発行するカードの事
・年会費がかかるものが大半
・ポイント還元率は提携カードよりも低め
・利用限度額は提携カードより高い傾向にある
・海外で使うのなら安全性の高いプロパーカードがおすすめ
といった感じだ。
プロパーカード、これを機に1枚作ってみてはいかがだろうか?
それでは、最後までお読みいただいたことに深く感謝を申し上げたい。