リボ払い

 

皆さん、リボ払いなるものご存知だろうか?

クレジットカードについて調べていると、このワードをよく目にすると思う。

リボ払いに関心があり、これから使ってみようと思っても・・・

 

「リボ払いってどういった支払い方法なの?」

「消費者金融の支払い方法の9割がリボ払いってマジ?」

「リボ払いの金利はどれくらい?」

「最初からリボ払いになっているカードがあるって本当?」

「リボ払いを辞めるにはどうしたらいいの?」

 

といったような疑問をお持ちの方も多いのではないかと思う。

 

そういった疑問に答えるべく、リボ払いについて考察してみた。

興味のある方はご覧いただきたい。

 

なお、当記事は非常に長くなるため、一度、目次の方に目を通して頂ければ幸いだ。


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リボ払いとは?

リボ払い(リボルング払い)とは、毎月固定した額を返済していく支払い方法になる。

リボ払いは、クレジットカードや消費者金融の返済方式の一つとして扱われている。

リボルング(revolving)とは、「回転」の意。

リボ払いの金利は?

リボ払いでは、毎月の固定額に加え、支払残高の額に応じた利息を返済する。

金利は、年利15%が一般的だ。
月利にすると、15%÷12ヶ月で1.25%になる。

リボ払いのシミュレーション

では、例をあげてリボ払いのシミュレーションをしてみよう。

クレジットカードで月に10万円支払った場合(月の固定額は1万円、年利15%=月利1.25%とする)
手数料は支払残高に利率を乗じた額になる。

この条件でリボ払いを使うと、下記のようになる。

月の固定額 手数料 支払う金額 支払残高
1ヶ月目 10000円 1125円 11125円 90000円
2ヶ月目 10000円 1000円 11000円 80000円
3ヶ月目 10000円 875円 10875円 70000円
4ヶ月目 10000円 750円 10750円 60000円
5ヶ月目 10000円 625円 10625円 50000円
6ヶ月目 10000円 500円 10500円 40000円
7ヶ月目 10000円 375円 10375円 30000円
8ヶ月目 10000円 250円 10250円 20000円
9ヶ月目 10000円 125円 10125円 10000円
10ヶ月目 10000円 0円 10000円 0円

 

といったように、10万円返済するだけでも5625円もの利息を払う事になる。
返済が終わる前にカードを利用すれば支払期間は長引き、利息も多く払う事になる。

 
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リボ払いは危険?

リボ払いは、少額の決済で済ませる事ができるので、全部でいくら使ったのかが把握しにくいというデメリットがある。

なので、明細にはしっかり目を通してほしい。

最初からリボ払いになっている?

クレジットカードによっては、最初から支払い方法がリボ払いに選択されているものがあるので、申し込み時は注意しよう。

また、リボ払い専用のクレジットカードもある。
このようなものは、リボ払い額をカードの限度額にする事で、強制的に一括払いにする事も可能だ。

リボ払いを辞めるには?

リボ払いは一括払いに変更する事も可能だ。
また、繰り上げ返済(余裕があるときに残高を減らす支払い)にするのもリボ払いを終わらせる一つの手段だ。

月の固定額を1万円に設定して、月に1万円以上カードを利用すると、支払残高が減らずにいつまでも払い続ける事になる。

つまり、支払残高を減らすには固定額を超えた金額を使ってはいけないという事だ。

リボ払いにメリットはほとんどないので、最初から手を出さない方が良いというのが個人的な見解だ。

まとめ

いかがだっただろうか?

 

リボ払いについてまとめると・・・

 

・リボ払いとは、毎月固定した額を返済していく支払い方法
・消費者金融の支払い法の9割がリボ払いで占められている
・金利は年利15%が一般的
・申し込み時にリボ払いが選択されているカードがある
・リボ払い専用のカードもある
・クレジットカードを発行すると、リボ払い勧誘のメールや電話が来ることがある

 

といった感じだ。

 

それでは、最後までお読みいただいたことに深く感謝を申し上げたい。

 


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